今日の北京オリンピックの柔道の放送。
フジテレビは、元ヤクルトスワローズの古田がキャスターをそつなくこなしやっていた。彼は、うまいですね。さすがにプロ野球で頭脳と言われたことだけはあるなあという放送スタイルだった。
勝ったときとか負けたときとかに、必要以上の喜びとか悲しみとかをやられると見ている方は引いてしまう。
それってどういうことかというと、たとえば優勝した瞬間、見ている僕たちはその時に喜んでガッツポーズとかを自然にやっている。
ところが放送では、試合終了後にスタジオを映すわけだけど、そこでは白々しい喜びとかが映し出される。
見ている方としては、どうしても違和感があり引いてしまう。
すでに僕たちは勝利を喜んでいた後なので、再度の白々しい喜びはいらないわけだ。
そこのところをうまくコントロールしながら司会をしていた古田敦也だったので安心して見ていられた。
ところが最後にスペシャルキャプテンとか言う名目で、ダウンタウンの浜田雅功がいきなり変な顔を出てきて、騒ぐ騒ぐ。
それも何を言っているのか分からないし、一方的に興奮しているので、スタジオと全くかみ合わない。
せっかく柔道で内柴が金メダルを取ったのに、その興奮を台無しにしてしまう。
放送局は、ええ加減にしてくれないかなあ。
オリンピックに過剰な演出は不要だよ。