Bookrock

おもしろく こともなき世を おもしろく

決定機を外し続けた浦和レッズ。試合終了20秒前にコーナーキックから同点弾を浴び、首位陥落。

あまり書く気持ちが起きてこない今日の試合。

 

浦和レッズは、どうしてもシーズン後半に失速してしまうという印象が強いのです。

それは、おそらく7年前、2連覇間違いないと思っていたシーズン終盤。まさかの失速で優勝を逃したからだと。

あの時も、確か優勝したのはガンバ大阪だったと思います。

 

先週、引き分けで十分だったガンバ戦。

試合終盤に2点取られ、0対2で負けてしまいます。

この時点で、勝ち点はレッズ61点。ガンバ59点の2点差。

先週から今週までの間に、ガンバは天皇杯準決勝がはいっていました。その試合を5対2で勝ち上がります。

ガンバは、中二日で今日の試合を迎えます。

 

先週負けたと言っても、このスケジュールからまだまだレッズに運があると思っていました。

今日の、サガン鳥栖戦。

どちらのチームも決定機を作れません。

ただ、豊田に預けてゴールを奪っていくと言うシンプルな戦いをサガンは全うしていたと思います。

レッズは、パスがうまく繋がりません。

それでも、ひとりひとりのテクニックはレッズが上です。

センターライン付近でFWの李忠成が、うまく相手DFと体を入れ替えてキーパーと1対1の決定機を作ります。

ところが、戻ってきたDFに 体を寄せられシュートは枠外に。

これから、3発ぐらい決定機を外してしまいます。

一本でも入っていたら展開は変わっていたと思います。

後半、宇賀神からのパスに反応した李忠成はDFにペナルティエリアで倒されPK獲得。相手DFは一発レッドカードで退場。PK誰が蹴るかと思いましたが、ここは、キャプテン阿部勇樹が強烈に左隅に決めます。何試合か前に、マルシオ・リシャルデスが外したシーンを思い出すほどにプレッシャーのかかるシーンだと思いますが、よくぞあそこで左隅にうてたなあと、気持ちの強さに脱帽です。

1対0になり、1人多い展開となった浦和レッズ。

これで、勝ったも同然と思っていました。

何度か決定機がありました。ところが、それもことごとく外します。

アディショナルタイムになり、コーナーキックでの時間稼ぎも始めます。

そこまでして勝ちにこだわっったこの試合。

48分40秒にサガンに与えたコーナーキック。

ここで、なんと点を取られてしまいます。

1対1に。

そして、試合終了。勝ち点は62点。

 

ガンバ大阪は神戸に勝ち、勝ち点は62点。得失点差でガンバが首位に。

 

最終節。

浦和レッズは名古屋グランパス戦。

ガンバ大阪は、徳島ヴォルティス戦。

 

普通に考えたらガンバは簡単に勝ってしまいそうです。

今日、なんとしても勝たなければいけなかった浦和レッズ。

その気持が負の方向に行ったとしか思えません。

 

あと1節。もしかしたら、逆転優勝もあるかもしれません。

まずは、気持ちを入れ替えて、グランパスに勝つしかありません。