Jリーグ
ナビスコカップ
天皇杯
このJリーグ3冠を同一年度に達成したのは、わずか1チームしかありません。
2000年の鹿島アントラーズです。
考えてみたら、この3つの戦いは、各々の特徴があるので、3つとも勝つのはとても難しいのです。
まず、Jリーグは、9ヶ月ぐらいの長い期間を、ホーム&アウェイで戦い、勝ち3点、引き分け1点、負け0点で勝ち点を競います。
代表戦があるときはリーグはお休みになります。
ナビスコカップは、4チームぐらいの予選リーグがあり、その上位2チームとACLに出たチームが決勝トーナメントに進みます。
日本代表の試合中でも行われるため、代表に主力を取られるとチーム力が落ちます。
結果、番狂わせが起こります。
天皇杯は、もっとすごくて、最初からトーナメントです。
しかもJ1だけでなくJ2もJ3も大学生のチームも予選から戦います。
トーナメントでこれほどのチームが戦うため、ジャイアントキリングが起こります。
ことしは、J1優勝のガンバ大阪とJ26位のモンテディオ山形の決勝になりました。
強ければ勝っていくということではないため、強さと運を兼ね備えないと3冠は取れません。
そもそも、その権利を得ることさえ大変です。
その珍しい、Jリーグ3冠に明日巡り会えるかも知れません。
大げさに言えば、歴史の証明者になれます。
サッカー天皇杯は、明日。
日産スタジアムが舞台です。