1960年代生まれにとって(と言えばいろんな反響があると思うが)、青春ドラマと言えば、
俺は男だ!
飛び出せ青春
我ら青春
が3部作で、
飛びぬけた青春ドラマが、
俺たちの旅
だ。
きっと、そんなことはない、なんとかかんとかの総理大臣とかラグビー高校の話とか返ってきそうだけど、
このことだけははずせないし、それは違うんだよ、僕!と言う。
青春ドラマの主人公は、中村雅俊が飛びぬけている。これは自分にとってはそうだけど、反論にはある意味納得する。
森田健作
村野タケノリ
石橋ショウジ
何とかペペ
と言われても、それは納得する。
でも、自分の中では、声を大にして言うけど、中村雅俊が最高最大の青春スターだ!
下駄もギターも長髪もベルボトムのジーパンも、中村雅俊をはずしては語れない。
かれは、確か文学座の出身で慶応大学卒業と同時に我ら青春の主人公を取ったと言う、ある意味シンデレラストーリーだった人で、今思えば初期の頃は、役者としての演劇一つもできないと思うけど、キャラクターと言うかパーソナリティと言うかが抜きん出ていて、それで
なっとく!!!”
という感じなのである。
たとえ芸が下手でも人に伝わるものがあるという役者だった。今ではそんなことは当然なくうまくなったと思うが・・・
彼の役者としての存在価値を変えたのは、俺たちの勲章だと思う。同世代で天才の”松田優作”との共演で一気にすごい役者になったと思う。
青春ドラマは、何であるかと言えば、主人公が自分と同化して、ヒロインを好きになってしまうドラマだと思う。
そんなドラマなんてもう今はないよね
そんな純ではないし、芸能人を特別視してないからね。
ところで、この話は現代のSNSとかに続くのでした。
人知れず・・・・・