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おもしろく こともなき世を おもしろく

自分のホームで戦うということ。

今日から、4月

桜も思いっきり満開で、高速の上から見る桜もきれいだった。

戦わずにして勝つ。ということで、武田家臣団の一員として認められていくという今日の風林火山でした。

日本人の戦いと言うのは、何か正々堂々と言うか潔さとかを求めているところがあり、頭を使った戦いは、汚い!なんて思いがちです。

が、戦いというからには、ルールにさえ従えばあとは何やってもいいのではないだろうかと言うのも信実かなあ。

あまりに、ナイーブに美学だけ求めても、あっさり足をすくわれてしまいますよ。

とは、言っても、あまりに策を弄するとそれが分かって興ざめするし・・・・

なかなか難しい戦いと言うものの中身です。

山本勘助は、隻眼で足が不自由ということで、普通に1対1では勝つはずもない戦いを、場所を船の上に移すことによって、自分の頭が使える場所へと、上手に相手を導いていきます。
そこまで、自分に有利な場所まで持ってくると、相手が泳げないと言う思っても見なかった短所も出てくると言うことで、一度作った流れは、いい方向にいい方向に行くと言うことでしょうねえ。これは、あまりにそれを期待するのも危険ですが。

見方同士の戦いでしたから、誰を傷つけることなく戦いを終わらせる、という離れ業を演じたわけですから、戦国時代の軍師としては、最高なんでしょうねえ。

さて、これから、諏訪を自分の領地にしていく武田晴信です・・・

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