こういう試合があり、大きく盛り上がるところを見ても、サッカーと言うのは世界的なスポーツだと思う。
「プロ野球にこういう盛り上がりはないだろう、けっ!!」と思わず、「けっ!」の人になってしまう。
ワールドワイドなスポーツでNo.1になることは、とても大変である。
それは、今行われているオリンピックのアジア最終予選での日本の苦戦を見てもよく分かる。
また、日本の中からしか見ていないと、アジアで一番のリーグはJリーグだと一方的に思い込んでしまうが、それが本当なのかがよく分からなくなる。
このアジアNo.1を決める大会で、Jリーグのチームは優勝どころか決勝戦にも行っていない。
僕は、そんなに詳しいわけではないが、ベスト4にも行っていないかもしれない。
そんな中、浦和レッズ優勝である。
偉い!レッズ!!!
と素直に叫んでしまう。
このアジア選手権で、良かったのは、レッズがJリーグで最初の優勝チームになったことだと思う。
どうも、このアジア選手権というのは、イマイチ地味で何を目標にしていいのか分からないような大会であった。
勝ち上がれば、クラブチーム世界一を決める大会に出ることができると言っても、どうも、それが何なの?と言うイメージがあった。
なんとなく、ヨーロッパVS南アメリカのクラブ世界一決定戦に、ほんの参加しますみたいな感じがあった。
その予選であるアジア選手権なので、どうも肉体的にはきついのに実りが小さいかなと言うものであった。
ところが、今年のレッズの優勝により、そのマイナスなイメージは完全に払拭されるはずである。
それは、何をおいてもレッズのサポーターが凄いことに尽きると思う。
ああいう風にグラウンドを真っ赤に染めた応援を見ると、何と素晴らしいと思わずにはいられない。
今日の、優勝は、日本のサッカーを変えるような出来事であった。
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