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おもしろく こともなき世を おもしろく

早稲田VS明治の大学ラグビーを見た

今年の明治大学は久しぶりにフォワードが充実していて強いと言う話があった。

確かに対抗戦では慶応大学とは引き分けたものの、その他は全て勝ち、久しぶりの早明戦は全勝対決ということになった。

で、嫌が応にも盛り上がり、国立競技場は多くの観客が集まっていた。

試合はと言うと、前半20分ぐらいはどちらかと言うと明治が優勢でトライも先にとっていて、面白くなるなあと言う予感があった。

早稲田の選手もビッグゲームと言う事で、なんか浮き足立っている感じだった。
 

 
ところが、たった一つのプレイがその試合を全く別なものにした。

それは、早稲田の選手のインターセプトによる独走トライである。

このトライは、同点に追いつく以上の効果を生んだ。

それまで、浮き足立ったのが嘘のようにしっかりとゲームと組み立てるようになり、反対に明治の選手は縮こまってしまったかのようであった。

前半こそ、19対7で終わったが、後半は早稲田の怒涛の攻撃が続く。

ノーホイッスルトライが何度あったかと言うほど一方的な試合になった。

結果、71対7と言う早明戦最大の得失点差が付いた試合となった。

おそらく、ここまで実力差はないのだろうけど、一度歯車が狂うと収拾が付かないと言う試合でした。

この両者は大学選手権の決勝で再び戦うでしょうから、明治大学の建て直しに期待ですね。