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箱根駅伝に関するいろいろな記事

箱根駅伝での3校棄権について、いろいろなことが言われています。



デイリースポーツ
http://www.daily.co.jp/general/2008/01/04/0000789759.shtml

史上初3校棄権…箱根駅伝に不名誉記録

96年の神奈川大と山梨学院大を上回る異常事態。線路に足を取られた荒川は事情が異なるが、残る2例は脱水症状が原因だった。往路後の監督会議では、15キロ地点での給水に加え、任意にもう1回、摂取出来ることを承認していた。

 会議では、順大の仲村明監督が「水だけというのは改善できないか」と給水の中身の改善も要望した。さらに、9区の山田翔太に関して「左の耳の感覚がおかしい。聞こえない」と、鈴なりの沿道からの声援が原因とみられる耳の不調と、アドバイスが伝わりにくいもどかしさも訴えた。
 

中日スポーツ
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/sports/news/CK2008010402076825.html

史上初、3校が途中棄権 箱根駅伝

箱根駅伝での途中棄権は、76年までは3件しかなかった。ところが、テレビで完全中継され、国民的イベントとして人気を集めるとともに急増。95年の71回大会から今大会までで8件。今年は初めて3校が名を連ねる異常事態だ。


サンスポ
http://www.sanspo.com/sports/top/sp200801/sp2008010406.html

【駅伝】史上最多の3校が棄権…箱根路襲った“負の連鎖”

前日の往路5区では前回王者の順大がまさかの棄権。その後の監督会議では、給水を真水ではなく浸透圧の高いスポーツドリンクなどにすべきとの改善案もされたが、大東大・只隈監督は「箱根はイベントではなく、競技なんです」。箱根駅伝の過熱ぶりで発熱や故障を押して強行出場する選手も少なくないことに、警鐘を鳴らす。順大・仲村明監督は「大会の規模が大きくなりすぎて、選手に過度のストレスがかかるのでは」と精神的な問題と分析した。


アメーバニュース
http://news.ameba.jp/domestic/2008/01/9893.html

箱根駅伝で棄権続出 最大の理由は人気の出過ぎか

1つには「痩せすぎ」というのがあるという。長距離選手は一般的に体脂肪率が低い。減量による運動効率の上昇や、ヒザや足首などへの負担を考慮すると、その方が良い結果につながるからだ。

 だが、長距離選手の理想の体脂肪率と言われている10%強まで体を絞ると、寒さへの耐性は下がり、抵抗力も落ちてしまう。そして、もし体調を崩したとしても、ドーピング検査が行われるため、気軽に市販の薬を飲むことは出来ない。そのため体調管理は極めて難しい。

 そして最大の理由は「『箱根』に人気が出すぎたから」だろう。そもそも起伏が多く、1人20km以上も走る「箱根」は難しいレースなのだが、出場選手には、「箱根」に憧れて大学に入学してきた選手が多い。それゆえ、体調不良を押して出場したり、本来はもっと短い距離向きの選手が、言わば肉体改造して「箱根」に挑んだりする例が多い。


とくダネ!
http://www.j-cast.com/tv/2008/01/04015202.html

箱根駅伝で棄権続出 小倉「メディアのせいでは?」

小倉によれば、箱根駅伝はそもそも「関東だけのローカル」で、大学駅伝界の他のメジャー大会(出雲駅伝、大学対抗駅伝)にくらべれば「ランクは下」。あまり注目されていず、ラジオ中継しかなかったのを、某テレビ局が放送するようになり、日本で一番大きな駅伝大会になってしまったという。


朝ズバッ!
http://www.j-cast.com/tv/2008/01/04015200.html

男子マラソンの不振 箱根駅伝燃え尽きが原因?

元宮城県知事の浅野史郎慶大教授は「世界の一流選手を育てようと始めた箱根大学駅伝だが、男子では世界の一流選手は出ていませんね。箱根で燃え尽きてしまっているのでは」と。


スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/etc/news/20080104-OHT1T00046.htm

関東学連・青葉会長「16人登録制が調整甘くする」…箱根駅伝最終日

年々、箱根への注目度が高まり、戦力伯仲、スピード化の“戦国駅伝”では、1つのミスが明暗を分ける。関東学連の青葉昌幸会長(65)は「16人が登録できることで、調整が甘くなるのでは」と分析し、「将来的にはエントリー人数を減らしたい」と提案した。


こういう記事を読んでいると、関東学連が言うようにエントリー数を減らせばいいという精神論で解決できるほど単純なことではなさそうですね。

高校野球での甲子園もそうですが、一度人気が出たスポーツをやめると言うことは簡単にはできないわけですから、うまく時代に合わせた改革をやっていくべきでしょう。

まずは給水の回数を増やすことと水以外も飲めるようにすべきではないでしょうかね。僕は医者とかではないので、これがどの程度効くかは分かりませんが、一番簡単にしかも効果がありそうですから。

それから、浅野さんが言っていた燃え尽き症候群は気になりますね。