960 Grid Systemと言うサイトがあり、ここでは960pxの良さをうたっています。
Webサイトの横幅と言うのは結構難しいです。
一昔前は、800pxを基本に考えて、780pxぐらいでサイトをつくっていました。
これは、モニターのサイズを考えてできたサイズでした。
大きくても1024×768と言うモニターサイズであったため、1024pxに収まりブラウザの左側にお気に入りを表示できるように800pxを基本に作っていました。
ところが、モニターのサイズは大きくなっていきました。
また、ワイド（横に広い）なモニターが多くなり、低解像度でも横幅が1200ぐらいのモニターとなってきました。
Webサイトを作っている人にとっていつも悩むのが、横幅の小ささによりページのデザインに制約が多かったことです。
特に、800pxのサイトでは情報を伝えるのにストレスを感じます。
そして、今やっと横幅に余裕ができてきたと言えます。
さて、今回提唱されている960pxですが、何故に960なのかと言おうと、以下のように書かれています。
All modern monitors support at least 1024 × 768 pixel resolution. 960 is divisible by 2, 3, 4, 5, 6, 8, 10, 12, 15, 16, 20, 24, 30, 32, 40, 48, 60, 64, 80, 96, 120, 160, 192, 240, 320 and 480. This makes it a highly flexible base number to work with.
モニターサイズは少なくとも、1024×768になっていること。
960が、2, 3, 4, 5, 6, 8, 10, 12, 15, 16, 20, 24, 30, 32, 40, 48, 60, 64, 80, 96, 120, 160, 192, 240, 320,480と多くの数字で割り切れることです。
多くの数字で割り切れることは、デザインの面では非常に重要です。
ページの横に対して多くの数字で割ったデザインができます。カラムのサイズを一定にすることでデザイン的には、非常にまとまったものになります。
これから、Webサイトをリニューアルしようとしている方は、960pxで一度検討してみてはいかがでしょうか。
