SEOと言うものを調べていくと、SEMとかLPOとか3文字の単語が出てきて嫌になると書きましたが、3文字はこんなものではありません。
CTR、CPC、CVRと3文字のオンパレードです。しかも全て最初の文字が「C」と言う事でますます分からなくなります。
これは、あるキーワードを1ヶ月リスティングした結果の表を勝手に作っています。
キーワード「book」を購入しています。
クリックされた回数は100回。
クリック1回あたりの平均単価は、300円
クリックして申込までに至った数は10です。
同じようにキーワード「ロック」の結果です。
クリックした回数は2500回。
クリック1かいあたりの平均単価は、250円。
クリックして申込まで至った数は50回です。
まずは、「book」と言うキーワードから考えてみます。
この検索サイトでbookとクリックした数は、1万回です。この表では検索数ということで記しています。検索数は他の言葉で言うとインプレッション数ということになります。このインプレッションと言う言葉は覚えておいてください。後で出てきます。
1万回検索されたなかで、この人のものをクリックした回数は100回です。
ここで、CTRと言う言葉が出てきます。
CTRはClick Through Rateの略です。この検索結果が表示された全回数のうちでクリックされた率となります。
ここで、インプレッションと言う言葉が出てきます。インプレッション(Impression)とは、インターネット広告が表示されることです。その数はインプレッション数と言います。
ということですから、CTRは、クリックされた数÷インプレッション数ということになります。
キーワード「book」のインプレッション数は10,000です。
そしてクリックされた数は100回です。ですからCTRは、
100÷10,000で0.01となります。つまり1%ですね。
この100回クリックされたときの平均単価は300円です。
平均CPCと言うことで書かれています。
CPCはCost Per Clickの略です。クリック1回あたりの料金のことになります。
クリック数にCPCをかけると費用となります。
この表では、
100×300=30,000と言うことで3万円の費用がかかっています。
ここまでは、一月のクリックされて自分のWebサイトに来た人が分かり、そのクリックの平均単価が出されていますから、1ヶ月にかかった費用までが計算できます。
リスティング広告に一月いくらかけられるか、また誘導してくる一人当たりにどのくらい費用がかかったかが分かることで、他のインターネット広告(バナー広告とかメール広告)との比較ができるわけです。
他には、この表ではCVRと言う言葉も出ています。
CVRとは、Conversion Rateの略です。
Webサイトへアクセスした数のうち、何割がコンバージョン(この場合は資料請求)したかです。
ここでは、申込と言うのをコンバージョンとしています。申込は10回です。この表でのCVRは、申込数÷クリック数ですから、10÷100=0.1=10%となります。
コンバージョンレートが10%と言うのは相当に高い数字です(適当に作った表です、念のため)。この高い低いと言うのは、色々とネット広告をやって見なければ分かりません。
まずは、自分でインターネット広告をいくつかやって、大体どの程度なのかは調べて見てください。
そして、CPAです。実はこの数字がリスティング広告を含むSEMでは一番重要かも知れません。
CPAとはCost Per Actionの略です。
成果報酬型やアフィリエイト広告でのコンバージョン1件あたりの支払額となります。
1件コンバージョンページまでいった単価となりますから、最終的にはこの数字をいかに落としながらコンバージョン数を増やしていくかがリスティングの醍醐味となります。
〔ここで出てきた用語〕
クリック:マウスの左側を人差し指で推すこと。続けて二回押すことをダブルクリック。遅く二回続けて押すことを二回左クリックと言う。ちなみに薬指でクリックすると右クリックと言う。
コンバージョン:成功すること。Webサイトでは、目的としているページまで何とかたどり着いてくれたことを言う。
URLは難しい〜だらだらとSEO講座(1)
リスティング広告をする〜だらだらとSEO講座(2)
検索させる〜だらだらとSEO講座(3)
検索してきた訪問者を逃がさない〜だらだらとSEO講座(4)
広告のテキスト文に気を使って一人前〜だらだらとSEO講座(5)