だらだらと書いていたら、もう5回になってしまいました。
こう書いていくと、SEMというのは奥深いですね。
前回の、だらだらとSEO講座(4)では、LPOと言うことを書きました。
これは、検索サイトから来た最初のページ作りって大事なんだよと言うことです。
ボクが以前WebサイトをいろいろとやっていたときにこのLPOをやっていると言うことがわかったのがこのクレディセゾンのサイトです。
クレディセゾン、「デザインの見える化」で好感度のWebサイトを構築
リスティング広告やバナー広告からWebサイトを訪れた顧客を申し込み完了まで導き、いわゆる「コンバージョン」を向上させるには、分かりやすい商品の説明や、よりシンプルな導線が欠かせない。ランディングページ最適化分析サービスの「Optimost」(オプティモスト)を導入し、さまざまなデザインを試行、22.6%ものコンバージョン率改善を実現したクレディセゾンに話を聞いた。
だそうです。
それほどに、LPOと言うのは重要です。
LPOと言うのは、クレディセゾンが行ったようなシステムを導入することは、可視化されて分かり安くなりますが、そこまでしなくても、自分がサイトの利用者だと言う視線を忘れなければ、自分たちでやることも、そんなに難しいことではありません。
要は、サイトの構築者と言う視線を一時外して、サイトの利用者になることです。
検索サイトから流入してきて見たWebページが分かりやすいか、響くか、気持ちよいかを考えてみれば、おおよそなことは分かります。
そこまで分かれば、それを如何に客観的に分析して、上に出せば予算を獲得できるのではないかと思います。
LPOについて書きましたが、そこから一個だけ前に戻ります。
一個前とは、検索サイトですね。
ここでは、検索サイトでの自社サイトの表現方法を考えてみます。
この検索サイトでのリスティングですが、使えるテキスト分の文字数の制限があります。
この決められた文字数の中でいかに自分のサイトに来てもらうかで頭を使うわけですね。
で、これをクリエイティブとか言う言葉を使ったりするわけです。
「そのクリエイティブ、イマイチだねえ。コンシューマーの気持ちを捕まえられないよ」と言えたら、あなたは一人前です(笑)
〔ここで出てきた用語〕
LPO:Landing Page Optimizationの略。Web広告からユーザーが最初に着地するページ(ランディングページ)を最適化すること。しかし、インターネットの世界では、どんどん新しい言葉が生まれて普通に使われていたりしますが、本当は普通ではありません。かなり無理して使っています。最初に来るページの最適化と言うのは、目的を一つ抜かしていますので、実は何を言っているのか分かりません。
分かったようで分からないながらも、新らし言葉を使うほうが仕事ができると勘違いする業界でもあります。
こんなのは、インターネット広告の費用対効果を高める重要施策とか言ってくれると分かりやすいのですがね。
クリエイティブ:クリエイティブがクリエイティブがと最初にこの業界の人から言われたときには、何が「創造か創造か」と思ったものです。広告を成功させるためにいい文章を作ることを言ってるみたいですね。なぜか副詞なのに名詞みたいな使い方をされる変な和製英語です。
コンシューマ:もしくはコンスーマ。どちらが正しいのか未だに分からない。頼むから「顧客」とか「一般人」とか言って欲しい言葉。
URLは難しい〜だらだらとSEO講座(1)
リスティング広告をする〜だらだらとSEO講座(2)
検索させる〜だらだらとSEO講座(3)
検索してきた訪問者を逃がさない〜だらだらとSEO講座(4)