そう言えば、先週何とかクラブという政党が参議院の中でできた。何とかクラブとしか名前を思い出せないような状況になってしまったが、それもこれも岡山の姫が入らないことになり、政党助成金が入らない党になったからだ。
4人も5人も関係ないと言えばそうだが、政党助成金というのは、客観的に政党と認められることであるから、重要なことである。
だから、すでに過去の話になってしまったし、何とかクラブとしか名前が思い出せないことになった(ボクだけかも知れないけど)。
それが最終的な引き金になったかどうかは知らないが、福田首相が突然辞任することになった。
つい最近内閣改造をやったような気がすると思ったら、わずか1か月前だと言う。麻生幹事長はもっと随分前かなあと思っていた。
福田さんが辞任すると次の総理は誰かと言うことであるが、衆議院の議席数からすると、自民党の造反がない限り自民党から選ばれることになる。
先の内閣改造で麻生さんへの禅譲が規定路線と言われているが、それはどうかなあと思う。確かに、今の自民党の中では面白い存在であり、その評価を麻生さん自ら楽しみ利用しているところもある。
でも、しかし、どうも古い印象を受けてしまう。
そこで、出てくる対抗馬は小池百合子である。
それはきっと面白いが、そうなのかなあと思う。小池百合子は、良いと思うが、サッチャーではないし、ヒラリーでもない。そこまでの実力というか、えげつなさはないと思う。
なら、どうなのかというと、この2年ちょっとの間、日本の政治を混乱させたのは、小泉純一郎の責任だと思う。
衆議院で小泉チルドレンを大量に当選させ、自分党の圧勝をさせたのは小泉さんである。そして、首相をやめ今の混乱を招いたのも、そもそも圧勝した議員だけ残していなくなったのが大きな原因である。
なら、これを打開するのは小泉さんしかいないのではないか。
責任取ってよ、小泉さん!と思った今日の福田首相の退陣表明である。
しかし、今日の退陣表明は福田さんの総理になってからの言葉としては一番気持ちが入っていて良かったと思った。