探偵推理ドラマで好きだったと言えば、刑事コロンボ。
この流れをくんだドラマが、古畑任三郎シリーズ。
見ている読者なり視聴者は犯人が分かっているのに、それを探偵(刑事)が見つけていきます。そして、最後、視聴者の知らないところが探偵により明かされ、ある意味心地よい裏切りにあいドラマは終わります。
おまりに重くならずに短編での推理探偵小説では、胡桃沢 耕史の翔んでる警視シリーズが好きでしたね。絶版になっているようですね、このシリーズは。
最近のドラマで言うと、ガリレオですか。
ボクは、実はこのドラマのガリレオはまだ見ていません。録画してはいるのですが、どうも時間が作れず見られずじまいなのです。
ところが、小説は読みました。
面白い。
です。
探偵ガリレオ (文春文庫) 東野 圭吾 文藝春秋 2002-02-10 売り上げランキング : 292 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
最初はちょっと怖いという感じでしたが、さくさく読めます。ドラマを先に知ったので、主人公は福山雅治という感じで読んでしまうのが、いいのか悪いのか不明です。
解説は、佐野史郎が書いていますが、作者の東野 圭吾は佐野史郎を念頭に置いて書いたということなので、そういうドラマを先に見たら印象は大きく変わったのでしょうね。
ガリレオは、その後短編集の
予知夢 (文春文庫) 東野 圭吾 文藝春秋 2003-08 売り上げランキング : 409 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
が出ます。
そして、
容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7) 東野 圭吾 文藝春秋 2008-08-05 売り上げランキング : 7 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
です。
この容疑者Xの献身容疑者Xの献身ですが、相当に面白いです。そして、悲しいです。
ガリレオには珍しい長編ですが、おもしろさに引き込まれます。眠い通勤時間に読んだら眠さに勝った小説でした。
そして、最後まで読んだらそのトリックを確認するため、すぐ最初から読み直したのでした・・・