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ラグビー日本選手権決勝。サンヨーが優勝して良かった。

サントリーには悪いが、サンヨーが優勝して良かった今日のラグビー日本選手権だった。

テレビは後半から見た。ちょうど清宮監督のインタビューがありサントリーが優勢ということだった。テレビ見る前はサントリーを応援しようと思っていた。
それから前半の点が出た。9対3だった。この点を見てイヤな感じがした。9対3というのはトライが一回もなく全てキックで点が入っているってことである。

ラグビーでトライがない試合ほど面白くないものはない。

特に今年はルールが変わってキックの応酬というのが多い。

後半見ていたら、サントリースタンドオフ曽我部がドロップゴールを狙うと言うことが喋られていた。テレビでは、曽我部の位置が映されそれはゴールのまっすぐ後ろだったりする。案の定、サントリーが攻めていたとき、ドロップゴールを狙う。しかしそれは外れる。何とドロップゴールだけで3回狙い3回外れたとのことである。点を入れなきゃ勝てないが、そこまでドロップゴールを狙うか?普通。
また、サントリーは、敵陣ゴール前5メートルぐらいで反則を取ったとき、迷うことなくペナルティキックを選択した。そしてそれも外れる。

試合内容も、サントリーは何かと言うとキックで進もうとする。もう見ていて全く面白くない。

ここで、僕の応援モードは完全にサンヨーになる。

すると、トニー・ブラウンの投入からサンヨーの攻撃が息を吹き返したようになる。

敵を切り裂くように進んでいく、サンヨーフィフティーン。

そして、トニー・ブラウンの一人外したパスからトライが生まれる。

このトニー・ブラウン、元オールブラックス(ニュージーランド代表)だが、出ている選手の中でもレベルが全く違います。

キックの戦術的正確さとパスのうまさ、守備への貢献度など。見ていてすごいすごいの連発でした。

試合は後半サンヨーの3トライでがあり、勝利します。サントリーは後半終了間際に1トライをあげますがそこまで。

やっぱりラグビーはトライあげてなんぼですし、こういう試合が続くとファンも戻って来るのではないでしょうかね。


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三洋電機ワイルドナイツのサイト
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