電子メモに特化したことによりヒットしたキングジムの「ポメラ」の新型が発売になります。
この商品がヒットした理由がちょうど日経ビジネスオンラインで記事になっていました。
ファイルやラベルライター「テプラ」で知られる文具メーカーのキングジム。
テプラ発売から20年目の昨年発売したデジタルメモ「ポメラ」が人気を呼んでいる。
機能を徹底して削ぎ落とし、「気軽にメモを取る」に特化した新商品だ。
このポメラ開発の立役者となる、電子文具開発部開発課リーダーの立石幸士さん。かつては、社内プータローとして、キングジムの中で3番目ぐらいにネットサーフィンしていたりと腐っていた時期があったそうです。
ある事柄が転機となり、考えるより動いてしまうと言う性格に変わったそうで、就任早々の役員にいきなり提案していったそうです。その提案した20のアイデアの中にあったのがこのポメラの原型。
この原型を上げていき、経営会議に提案したそうです。
結果、15人いる役員のうち14人が反対。ただ一人社外取締役が強烈に賛成。
その賛成をとり社長がGoサインを出したということです。
多くの人が賛成する商品は誰でも思いつくもので、結局は大企業が追随し勝負に負けていくと。少数の強烈な賛成はニッチの市場を切り開くと。
言われてみればそうだとは思いますが、そんなに簡単ではないですね。
このポメラ。
最初の商品は3万台の計画を立てたら、売れに売れて供給が間に合わず10万台に計画を上方修正したそうです。
今回の2代目。
いろいろと機能アップが図られています。
液晶画面は「DM10」の4インチから5インチに拡大
1ファイル全角2万8000文字、最大1000ファイルまで保存
作成した文章をQRコード化し、携帯電話のバーコードリーダーで読み込む機能
このQRコードはいいですね。
書いたものを携帯に読ませて、メールでパソコンに飛ばせます。
欲しい!商品です。
★キングジム ポメラ プレミアムモデルDM20 12月11日発売 【予約販売】★
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