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コンピュータの進化が一目で分かる1枚の写真と言う記事を読んで。

コンピュータの進化が一目で分かる1枚の写真がある。1980年の20GBのデータ容量のディスクシステムと、2010年に発売された32GBのマイクロSDカードを比較した画像が、ネット上で話題を呼んでいる。この写真を見ると、コンピュータがいかに進化を遂げて来たかが明らかである。
computer_20100324.jpg


1980年のIBM社の3380ディスクシステム(写真は2.5GBのディスク装置が8台並んでいる)と、サムソン社製の32GBのマイクロSDカード。画像には、次のようにタイトルがつけられている。「IBM3380のキャビネットに着いた赤いボタンは、マイクロSDカード3枚より大きい」キャビネットのボタンよりも小さいサイズに、大きなデータ容量を閉じ込められるほど、コンピュータは進化した。画像には価格と重量の比較も掲載されている。
 

IBM3380SYSTEM(20GB)
推定価格:約5,800万〜1億3,000万円
重量:2トン

マイクロSDカード(32GB)
推定価格:約9,000〜13,600円
重量:0.5グラム


この記事では30年という年月の間にどのくらい進歩していったかを1枚の比較画像で表現しています。コンピュータの世界ですから、5年でかなり前、10年で昔なんていう感じですから、30年というのは途方もないぐらい大昔です。
大昔という感じもありますが、NECからPC8801が発売されたのが1981年です。PC88は大ヒットしたPC98の前の機種です。そのPC98が発売されたのが1982年。そう考えていくと、コンピュータでも30年なんてちょっと前でしかありません。

そのちょっと前からの30年間でどのくらい進歩したかと言うと。

重さがトンからグラムになったと言うこともすごいですが、値段の破壊的な低さも魅力です。

僕が最初にパソコンをもったのが1984年ぐらいでした。当時フロッピーディスクが高価でなかなか買えなかったのです。プリンターなんて夢の世界でした。

それが今じゃあ、マイクロSDカードが32GB9000円の時代ですから、世の中すごいことになりすぎて麻痺してしまいました。

ハードディスクが大容量化していったので、それで安心になったかと言うとアプリが大きくなったりファイルも大きくなったので、いっぱいあったと思っていた空き空間があっという間に一杯になっていくのでした。

僕のパソコンも最近そういう状態になり、HDDの中身をクリーンアップしたのでした。少ない容量を頭を使っていた時と、今とは結局同じことになっているのでした。
 

(関連ページ)
コンピュータの進化が一目で分かる1枚の写真