長崎に舞台を移した龍馬伝。
シーズン3とうたっていますが、このシーズン何とかというのが好きですね。
このシーズン3は、坂本龍馬の真骨頂というぐらい明るく描かれています。一番魅力的で光っていた時代ですから、それは当然なのかも知れませんが、とてもワクワクします。
日本海軍の夢破れて、浪人のそのまた浪人のようなことになっているのですが、それも面白く生きる糧にしているような登場人物の生きざまが底知れず良いです。
幕府に貿易の実験を握られ、自分の好きなようにできなくなった薩摩藩。
幕府に第二次長州征伐を仕掛けられそうになる中、それに対抗しようにも武器がない長州。
有り余る才能を集めながらも、就職できずにいる龍馬とその仲間たち。
この3人3様の思惑がぴったりと一致するのが薩長連合ですが、その連合も一朝一夕には行きません。
今まで何度も戦いを重ねた薩摩と長州が手を結ぶなんて普通にはありえないことです。
一歩間違えば裏切りの中、暗殺されてもおかしくないのに、それをまとめ上げていく坂本龍馬という人は、やはりすごいです。
この人がいなかったら、幕府がなくなるのは2,30年遅くなったかも知れませんし、そんなに遅くなっていたら、日本は侵略されて、今の日本自体もなかったかも知れません。
それだけの偉大な功績を、これから数年の間の龍馬が成し遂げていきます。
面白いです。
で、自分もうやっていかないといけません。
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