今年の大河ドラマ『江』。
その前半のクライマックス。
江にとっては叔父にあたる織田信長が非業の死を遂げる。
本能寺の変。
僕は嫌いです。
突然、本能寺の変を嫌いと断言しましたが、この嫌いさは、坂本龍馬の暗殺と匹敵するぐらい切なく悲しいので嫌なのです。
日本人は、結局真の革命家を望まないのです。
最後にやり遂げようとした少し前に抹殺します。
信長と龍馬意外にも、足利義満がいます。明治では大久保利通がいます。
日本という国は、大きな権力をもって、時代を変えようとする人に対して、過酷な運命を用意します。
大河ドラマ「江」の本能寺の変。
信長にとっては、臣下としてはベスト3の中に入る明智光秀の謀反ですから、どうして?ということもあったと思うし、光秀なら、本能寺の中から抜け出せないように抜け目なくやっている中での謀反でしょうから、今更アタフタとしなかったのではないかとも思われます。
「骨も髪も何も残すな」と本当にいったかどうかは分かりませんが、後の状況を見ると、確かに言ったのではないかとも思います。
このドラマでは、最後は、真っ白な世界に信長は入って行きました。
それが、最後になりました。
信長の最後としては、物足りないという人もいるかも知れないけど、僕としては、コレぐらいが良かったです。