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大相撲、白鳳の62連勝を斜めから語る

今日の千秋楽。白鵬日馬富士を見ました。
大相撲は年間6場所やっているので、6場所×15日=90日間はNHKで放送されています。
90日も放送されていますが、僕は年間、3日か4日ぐらいしか見ないような気がします。

朝青龍が引退した大相撲。
その圧倒的な存在感により相撲界に君臨していた朝青龍

朝青龍がいなくなったら、大相撲は面白くなくなると思っていました。
それに加え、先場所前の野球賭博事件。これにより、NHKでの生放送はなくなるは、賜杯もなくなるは、懸賞も激減するわと、大相撲界最大の危機がありました。

その先場所で優勝した白鵬は、賜杯がないのは寂しいと言いました。

朝青龍に比べると、明らかにキャラクター的には面白くない白鵬

もう一度盛り上げるためには、連勝記録を積み重ねてもらい、相撲に興味を持ってもらうことが一番手っ取り早いのです。

キャラクターでは到底勝てないとすると、記録で勝つしかありません。

ここまで書いて、例えることがいいかどうか分かりませんが、
 

朝青龍=長島
白鵬=王

と言う図式が思い浮かびました。

朝青龍は、7連覇というとんでもないことをやっていますので、記録でも飛び抜けていますが、そのキャラクターは、プロ野球の長島さんを思い出さずにはいられません。

白鵬は、ホームランの世界記録を持つ王さんを思い出します。

当時、王さんには、王ボールというのがあって、王さんが見送った微妙なストライクはボールと言わなければいけなかったと言う感覚がありました。僕が野球放送を見ていたら、アナウンサーがそのようなことを言っていたような記憶があります。別にこれは悪いと言うわけではなくて、王さんは選球眼がすごかったのです。


さて、白鵬です。

連勝記録は、大相撲界が一番望んでいたものだと思います。
今日も勝ったことにより62連勝。九州場所もそれは続きます。

誰か、はたいてもいいから勝たないかなあと思いますが、いまさらはたいて勝つわけにはいかないのでしょうね。
ただし、双葉山の記録は抜けないような気がします。