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永遠のアイドル、スティング

もう20数年前。

ポリスのシンクロニシティ・コンサートのビデオを見て、そう、DVDなんかではなくてVHSのビデオです。

そのビデオを見て打ちのめされたのを今でも憶えている。

このブログで何回か書いたけど、コンサートビデオというのは、それまでいくつか見ていて、その度、歌手の記録的な映像でしかないなあと思っていたし、映像ではそれが限界なんだろうと思っていた。

ところが、ポリスのシンクロニシティ・コンサートのビデオを全く違った。

ビデオを見て、興奮したのは、それが最初だった。

音楽ビデオってこんなことができるんだという衝撃だった。


ポリスはレコード、そう、CDではなくてLPです。LPレコードも多分全部持っていて聴いていた。

スティングとアンディ・サマーズとスチュワート・コープランドの3人だけで作る音が大好きだった。

彼らが全盛だった頃、ちょうど僕は大学生で、当時の洋楽シーンとは同時性をもって過ごしていた。洋楽自体が全盛だった頃だと思う。

いろいろな人達の音楽を聴いたけど、ポリスだよなあ、やっぱり。とか思っていた。
 

大学を卒業するかしなかった時か忘れたけど、ポリスは解散状態になった。


あの、興奮したシンクロニシティ・コンサートはもう見れないんだなあと諦めていた。

そうしたら、数年前、ポリスは再結成した。

日本公演も決まった。

これは、行くしかないだろうと思い、東京ドームのコンサートに行った。

たった3人だけのコンサート。

それもスタジアム。

彼らは、たった3人だけで奇跡の演奏を(僕はそう思った)見せる。なんて、すごい3人なんだど興奮した。


そして、今年。

スティングは、交響楽団を引き連れコンサートを行った。

昨年から行っている、スティングwithフィルハーモニック交響楽団

スティングがやることは見に行かないとと思い、生まれた始めて日本武道館に行った。

ロックなスティングとソロになったスティング。そして、交響楽団を引き連れたスティング。

どうなるのかと思ったけど、こういうのも十分ありなんだなあと思った。

このコンサートのDVD.

今日、STING LIVE IN BERLINを見た。

CDを買ったら付いていたDVD、なんて感じだったけど、全くそんなことはなくて、こっちの方が主役のメディアだと思う。

武道館のスティングを思い出させてくれたDVDだった。


年をとりながらも、努力をしていることが分かり、新しいことにチャレンジしていく。

僕にとって、スティングは永遠のアイドルなんだなあ。


  


輸入盤のLive in Berlin: +DVDに入っている曲目リスト
1. A Thousand Years
2. Every Little Thing She Does is Magic
3. Englishman in New York
4. Roxanne
5. When We Dance
6. Russians
7. I Hung My Head
8. Why Should I Cry For You?
9. Whenever I Say Your Name (*)
10. This Cowboy Song
11. Tomorrow We'll See
12. Moon Over Bourbon Street
13. The End of the Game
14. You Will Be My Ain True Love
15. All Would Envy 16. Mad About You
16. King of Pain
17. Every Breath You Take
18. Desert Rose
19. She's Too Good For Me
20. Fragile
21. I Was Brought to my Senses (Intro)