AKB48のドラフト会議では、候補者が歌とダンスを披露していた。
歌っていたのは、RIVERと会いたかった。
RIVERは、難しと思っていたけど、これほど難しい歌だとは思わなかった。歌が難しい上にダンスも難解なので、ダンスに気を取られると音が取れない。うまく歌おうとするとダンスが出来ないといういわゆるパラドックスが訪れる名曲。
見ていたら、はっきり言ってお世辞にもうまいとは言えないレベル。
でも、しょうがないと思う。普通、あのアップテンポな曲で踊って、息が上がらず歌い切るなんて至難の業。歌い慣れたAKBの正規メンバーと言えども、歌って踊るなんてことな不可能だと思う。でも、ライブではちゃんと歌っている。もう、スーパーウーマンですよ。
ということは、やはりAKBって口パクなんですよ。
ただ、それでいいと思っています。
AKBは確実性の高いパフォーマンスを見せるアイドルです。
確実性を高めるためには、その日のコンディションに大きく左右される歌唱力は、録音で済ますことが選択なのだと思うのです。
プロ野球では、一番スランプのない確実なものは走力だそうです。打撃は好不調の波が大きいので、勝つためには走ることに重きをおくとかいう話を聞いた記憶があります。
アイドルでは、走ることと近いものはダンスです。そして、大きなコンサート会場でも、ダンスパフォーマンスの方が、盛り上げに効果があります。歌は、録音したものを流すことで、そのライブの出来が100%に近いものになります。
と言うことを考えたら、さっしーがテレビ番組で言った、アイドルはそんなに歌がうまい必要はないしダンスも下手なぐらいがちょうど良いというものわかる気がします。
少し下手な方が、ファンが心配してくれた、人気が出るという論調だったと思いますが、少なくともAKBのシステムからしたら、歌はどうでもいいのかとも思います。