AKB48は、口パクで良いと書いた昨日のエントリー。
さっしーの「アイドルは歌もダンスも少し下手が良い」と言うアイドル論について
今の2大アイドルのもう一つ、ももクロ。
彼女たちのライブは生歌です。
それが評価されている大きな理由の一つということは紛れもない事実です。
僕は、ももクロファンですが、まだコンサートに行ったことはありません。これまで見たのは、2012年の横浜アリーナのコンサートDVDからです。
有安杏果って歌上手いなあと思っていたのでした、ずっと。
ところが、少し前、ももクロのライブを生放送でやっているのを見た時に思ったのは、それまで、ももクロに対して思っていたことと大きな違いがあったことでした。
ももクロのメンバー5人で一番歌が下手(もしくは声量がないのは)高城れにだと思っていたのでした。生ライブのテレビ番組見た時、この思いは、大きく覆されます。
なんと、高城れにが一番歌がうまかったのです。
言い方変えるとしたら、一番声が通っていたのは、高城れにでした。
それから、思っていたより声が聞こえないなあと。
ももクロは、コンサートでは口パクはしません。
あのスピード感ある、1曲5分もある曲を歌って踊ります。それだけで凄いと思います。で、僕はファンになったのでした。
でも、生のライブとライブDVDは、別物です。同時に録音した声だったしても、それを製品化するときには編集しています。断定していますが、そう思わないと解決できないわけです。自分の中の疑問に。
でも、それでいいと思っています。
ライブDVDは何度も見るわけですから、できる限り完成度が高いほうが良いと僕は思っています。
それなら、口パクと何が違うのか?と言われたら、すぐに答えは返りませんが、生のライブを見ている人にとっては、絶対に違うのではないかと思います。
同じ場所で同じ時間を共有しているところにあるものは、同時性が求められます。歌声を先に録ってそれを流すのでは、同時生ではなくなります。
そういうふうに考えると、ももクロが生バンドを引き連れてライブをやったのは、大きな意味があります。