プロレスが今ブームだそうです。
もう30年ぐらいプロレス見ていますが、さすがにここ数年は、毎週見ることはなくなりました。
見なくちゃいけないのは、G1と1.4東京ドームとIWGPの面白そうなカードぐらいです。
ところが、時代はもっとブームになっているようです。
このブームを支えているのは、棚橋弘至と中邑真輔とオカダ・カズチカです。
一番最初にてっぺん取ったのは、中邑真輔です。
当時、最年少でIWGPを取りました。
IWGPと言えば、新日本プロレス最高峰のチャンピオンです。
アントニオ猪木がその人生をかけて作ったIWGP.
ところが、初代チャンピオンは、ハルク・ホーガンでした。
猪木がチャンピオンになるべき試合だったのですが、ハルク・ホーガンのアックスボンバーの威力が強すぎて、猪木は失神KOされてしまいました。
衝撃でした。
ところが、結果的にはこれがIWGPの神秘性を作り上げました。
藤波辰爾と長州力の抗争もIWGPの上で成立します。
いつしか、IWGPは新日本最高から日本での最高のチャンピオンベルトになりました。
新日(新日本プロレスのことをそう言います)は、暗黒時代を迎えます。
あの東京ドームがいっぱいにならなくなりました。
それを救ったのは、棚橋弘至です。
ルックスと強さと「愛してます」とエアギターと、こう書くとアホじゃないかと思いますが、彼は徹底します。
そして、 中邑真輔との名勝負の数々。
そして、オカダ・カズチカの台頭。
プロレスにとって身長は絶対です。
新日が一時期ダメだったのは、ハルク・ホーガンとかスタン・ハンセンとかブルーザー・ブロディとかの大きな選手に体力で勝てる選手がいなかったことです。
いや、単に身長から言うと、高野俊二とかはいました。でも、強さに説得力がなかったのです。
そういうことを考えると、オカダ・カズチカの台頭は、新日こそ世界最強のプロレスという夢を叶えてくれそうです。
他にも脇役が充実過ぎるほど充実しています。
新日本プロレスは、面白いです。
たまにしか見ないけど。