プロの野球でヒットを量産していくのは凄いと思います。
ピートローズが打ち立てた記録、4256安打。
イチローは、その記録に日米で積み重ねてあと1本に迫りました。
メジャーリーグと地域リーグの日本プロ野球の記録を比べてなんの意味があるのかと言うことも分かります。
結論から言ってしまうとどうでもいいのです。
歴史も球場の大きさも1年間の試合数もボールの質も違います。
そんなスタンダードでない世界を比べてみたところでなんのことはありません。
ただ、僕らにとっては、イチローだから説得力がある、それだけです。
日本がまだ年間130試合だった時、それも球場が狭かった時に安打を量産して年間200本安打を記録しました。
その実績を引っ提げてメジャーリーグに挑戦します。
球場が広くなり、1年間の試合数が多くなった中で、年間200本安打を続けます。
そして、メジャー3000本まであと24本です。
凄いです。
3000本です。
2000本で日本では表彰されて一流選手の仲間入りです。
昔なら、名球会に入っていました。
日本で3000本ヒットを放ったのは、張本さんしかいません。
彼以降にこんなにヒットを打つ選手は現れるとは思いませんでした。
王のホームラン868本と金田の400勝と福本の1000盗塁と張本の3000本安打はだれも抜けないレジェンドの記録だと思っていました。
その一つ、張本の記録は日米のイチローのヒット数が破りました。
この破り方は、日本側から見たら、試合数は違うは球場の大きさは違うわで、アメリカの方がヒットでやすいだろうなあと思います。
アメリカから見たら、たかだ極東の辺鄙なところでベースボールとは違う野球と言うものをやっているんだなあという感情です(たぶん)
いずれにしても、違うところで達した記録を足したところでなんの意味があるのかと思います。
ただ、もう一度言いますが、僕はイチローの凄さを日本にいる時から分かっていました。
だから、イチローがピートローズのメジャー記録を抜くのは非常に感慨深い出来事です。
その記録抜いたら、このブログの一面で、万歳!したいと思います。
何といっても世界一のヒッターが生まれた瞬間です。