久しぶりの外部でのカンファレンスは、今日のInterop。
会社の人には、発音が悪いみたいで、ロックフェスティバルにでも行くんですか?と言われてしまった。
Interopは、何回目かになるけど、そう言えばその言葉の意味を考えたことがなかった。
行こうとしたのが大分前で事前に講演の申し込みをしていて、メールが届いていたので、そのまま持っていった。
11:00過ぎに幕張メッセに到着して、入場の受付をしようとすると相当並んでいる。
5分ぐらいかけて受付を終わり、じゃあ、せっかくだから基調講演聞こうかと思ってそこを見ると長蛇の列。
ん?
なんでこんなに並んでるんだ?
そんなに並ぶような人が話すんだったっけ?
誰が話すか覚えてないんだけどなあ・・・
まあ、時間もあるし並んでみるか。
と言うことで、並んで会場に入った。
かなり大きな部屋、いや会場。
空いている椅子に座り、待つこと20分ぐらい。
開会の挨拶と言うことで主催者の代表者が挨拶。
そこで、始めて基調講演する人が分かった。
マイクロソフト日本法人の初代社長の古川さんだった。
そりゃあ、人あつまるわな。
古川さんの基調講演は、最近のIPを活用した大型ファイルの配信技術を話していた。ん〜これでは面白そうではないので、言葉を変えると高品質の動画や音声をIP技術を使って伝送し家庭なり遠くへ飛ばして共有する、もしくは楽しむということであった。
こういうIPが進んでいくと、家庭内のネットワークをどうするかという問題にぶち当たる。
それのひとつの回答が無線LANであるが、これの難しさは、無線LANを使ってセキュアーなネットワークをどう構築するかである。
いくつかの暗号化技術があり、それが、メーカーにより若干言葉が違う。
これは、素人が構築することにかなりのハードルを設けることになる。僕も昔、相当この暗号化に苦しんだことがある。何が原因なのか分からなくなるのです、これは。
もっと、簡単にネットワークを構築するものはないかと言うことで、古川さんが推していたのは、家庭内の電源を活用した「PLC]という技術である。
家の中に張り巡らされた電線を使ってこれをネットワークに使うと言うのは、かなり簡単にできるはずである。
アマチュア無線の電波帯を妨害するとかしないとか言うことで、まだまだ解決していないこともあるような話もあるが、何か実態があるものにつながっていると言う感覚は、とても重要だと思う。
と言うことで、今日の展示場でもパナソニックを筆頭にいくつかのパビリオンでPLCを使ったLAN環境の構築が見られた。
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