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あるビジネスブログの話_10

とうとう始まった僕らのブログ。

僕らと言うけれど、書くのは何と言っても女性だらけ。

と言うことは「僕ら」と言うより「私たち」の方が正しい。

と言うことで、これからは、「僕たち」はやめて「私たち」にする。

私たちのブログが始まった。

いきなり、エントリーを書くサクランボは悩んだ。

いったい、いったい何を書けばいいのか。

いや、何をと言うより笑いが取れたら合格なのかどうなのか。

と、まるで「お笑いスター誕生」のように悩んだ。何故にお笑いスタ ー誕生なのかは分からないが、とにかく悩んだ。

それでも、なんとか書き終え承認を依頼した。

そう、笑いでなくて承認を。

私たちのブログは、スピード性を保つため、独自のルールを作って運用した。
それは、オロロンズとオヤジの中で二人が承認すると公開していいというルールを作ったことである。
なぜに二人であるかというとこれは企業秘密なので、ここには書けない。

二人の承認と言う事で始まったのであるが、いきなり誰も承認をしないということにぶつかった。

なぜか、最初の承認を出せない。

と言うより、私たちは、承認と言うことをどう伝えたらよいかと言うことを決めていなかった。

「めっさ受ける」

「いいんじゃない」

「どうもどうも」

「良かった良かった」

「オッパッピー」

なんと言えば言いのだろう。

とみんな人知れず悩んだところで、団子が返信した。

「承認」

そう、そうだった、承認と言えば良かったのだ。

それから、いきなり、

「承認」

「承認」

「承認」

「承認」

と4つ並んだのであった。

続く

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