産経新聞から。
大学入試の過去問題集などで、国語の長文読解問題の一部が掲載されない異例の事態が起きている。評論などを執筆した作家から著作権の許諾が取れていないためだ。教育業界では「教育目的」という大義名分のもとで無許諾転載が慣例化していたが、著作権保護意識の高まりから、大手予備校や出版社などが相次いで提訴されており、引用を自粛する傾向も目立ち始めている。
これって、どうなんでしょうね。著作権と言うのもわからないことはないけど、あまりにも杓子定規すぎると思うんですけどね。
パソコンのソフトウェアでもアカデミック版とかあって、学生は安く買えるのですね。これは、もっと商売っ気があって、今のうちに安く買って大人になっても使うんだよという青田買いでもあったりするんですけど。
小説を読まなくなったと嘆いている小説業界だったような気がするんですけど、それなら、試験問題とかならバンバンと使ってもらったほうがいいと思うのですけどね。
なにせ、
無料の宣伝になる・・・出典が書かれていますから
本を読む癖ができる・・・小説なんて数読まないと分からないですからね
言葉が分かる・・・小説家にとって大事だと思うだけど
せこせこしないで、認めてやればいいと思うんだけどな。
自分の学生時代を思い出すと、長文読解と言うのが一番苦手でした。国語の中では。でも問題集で数をこなすことは重要だったからねえ。