今日の朝日新聞の夕刊。
ニッポン人脈記から
IT機器の納入や保守をする東京のCTCテクノロジー社。役員会が終わると、社長の藁谷二郎は自分のいすをテーブルの下に入れて声を出す。「いす押し込み、よし」
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「ヒューマンエラーをどうやって減らすか。エンジニアにとっては永遠の課題だ。今のようなIT社会では、小さなミスが甚大な影響を引き起こす。人的ミスをゼロにしないと満点ではない」
社員は約1100人。全体で指差し呼称や危険予知訓練(KYT)に取り組む。電子メールを出すときも、宛先が正しいか、パソコンの画面を指でさして確認する。親会社を含めて約7200人いるグループにも広がりつつある。
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指差し呼称で一つ一つの作業を確認するようにすると、ミスは1年で3分の1に減った。
ミスをどうやって減らすかは、僕の会社でも非常に重要なことです。
そのために、二重チェックとかミスの共有とかやっています。
でも、どうもそれは万能ではないのです。
なぜか、同じようなミスが起こってしまう。
二重チェックって言うのは、それに慣れるとどうも責任は2分の1になるみたいで、行動が軽率になる。
ここで書かれている指差し呼称は、JRとかでしか見たことないと思っていたし、どうせ形式的でしかないだろうと思っていたのですが、どうもそうではなさそうです。
こういう単純な行動ですが、ちゃんと体を動かしていくことが、チェックを重くしているのではないかと思います。
KYTと言う言葉自体、始めてしったので、もうすこし勉強していこうかと思います。
ミスをなくしていきたいですね。