今日のガイアの夜明け。
老後とか介護の未来を描いていました。
老後のためのマンションは、サービスの極地のような施設でした。
でも、極地がいつもあるとそれが当たり前になります。
当たり前になったら、更に上を望みます。
なんでもある世の中は、不幸なのです。
少しばかりは、足りないとか物足りないとか欠けている方が良いのです。
次に介護施設。
夢のみずうみ村。
バリアフリーにはあえてしません。
バリアアリーだそうです。
危険なことも敢えてあるようにしています。
ギャンブルする場所もあります。
廊下に手すりはありません。
わざと段差が違う家具を置いて、それをもたせようとしています。
引き算の介護だそうです。
この介護施設を見て思うのは、今の日本は超過保護大国だということです。
消費者保護という名目で、過保護的に消費者を守ろうとします。
過保護体質は、人を育てません。
なにかやらかしても、国家が助けてくれます。
この世界が、日本だけだったらそれでもいいのですが、世界にはいろいろな国があります。そのなかで勝ち残っていかなければなりません。
なら、もっと国民を強くしていかなければなりません。
と言うことを、僕はずっと思っていたのですが、今日のガイアの夜明けを見たら、それだけではないということがわかりました。
人間は、もともと考えることが好きです。
考えることにより、困難に立ち向かっていけます。
ある種、ほったらかされる方が、できた時の喜びと進歩は大きいのです。
それが本能だと思います。
バリアアリー、素晴らしいです。