最近はまっているのが、この上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクトです。
まず、良いのは、このプロジェクトは全曲上原ひろみさんが作った曲だと言うことです。(通算4枚出していますが、もしかして1枚目は違うかも知れません)
オリジナリティ溢れる楽曲を聴くのは、良いです。
そして、トリオと言うのが肝かもと思います。
MOVEのライブ映像を毎日見ているのですが、お互い顔を見て、演奏を決めています。
何といってもこの上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクトはジャズです。
フュージョン寄りのジャズですが、その真骨頂はインプロビゼーションです。
次にどのフレーズになるのかは、実は分かりません。
MOVEはCDとライブDVDは似て非なるものになっています。
中心となる曲調は同じなのですが、3人が3人のアレンジを加えてくるので、違った展開になっています。
そこに必須なのは、3人の信頼関係かと思います。
ここで、こうきたらこう来るなあと言う信頼感です。
その中でも、ピアノとドラムスの関係は大変です。
音の強弱を自分の力加減で表現する打楽器。
この意思疎通が図れないと、聞いていて違和感ができます。
その点、上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクトは安心感しかありません。
良い3人です。