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ブルーレイとHD DVDの違いが分かっているようで分からない

市場では、既にブルーレイの圧勝とか言われている。確かに最近では、市場シェアが96%ブルーレイで、ソニーと松下が2強でと言う話まで出るようになっていて、HD DVDは東芝が一人頑張っているという状況になっている。

次世代DVDレコーダー、BD陣営シェア96% ソニー・松下が2強

ブルーレイとHD DVDが分かりづらいのは、両方とも大きさが同じだということ。昔あった、ベータとVHSのビデオ戦争のときは大きさが違っていたので分かりやすかった。分かりやすかったが、未だに分からないのは、どうして小さなベータが大きなVHSに負けたかと言うこと。

電化製品と言うのは、最後は小さいものが勝つという、単純な比較小勝利論を持っている僕は、メディアとしては一回り小さいベータが負けると言う選択肢はなかったのだけど。
 

 
今回の次世代DVDでは、この大小の違いはないため、次に争われるのは、容量だと思っていた。デジタル放送に移行していくと、それを録画していくためには少しでも容量が大きなメディアを扱えるものが勝つと思っていた。

そこで、ブルーレイとHD DVDの違いなぞを。


ブルーレイ
405nmの青紫色半導体レーザーと0.1mmのカバー層の光ディスクを使うことでレンズのNA値を(0.65から0.85に)上げ、DVDの5倍以上の記録容量(1層25GB、2層式ディスクの場合は50GB)を実現している。これにより、1層のディスク(25GB)でも地上デジタル放送(1440×1080i, 16.8Mbps)クラスなら3時間強、BSデジタル放送(1920×1080i, 24Mbps)クラスで2時間強のハイビジョン映像を収録することが可能となった。

BDは1枚のディスクの多層化による200GB程度の大容量化が可能であり、ソニーなどは「光ディスクの最終形態」と言ったフレーズで商品展開を行っている。なお、名称が「Blue-ray」ではなく「Blu-ray」になっているのは、「Blue-ray Disc」とすると英語圏では「青色光(で読み取る)ディスク」を意味する一般名詞と解釈される可能性があり、商標として使用できないからである。

HD DVD
HD DVDはDVD規格をベースにして本格的なハイビジョン放送時代に対応するために開発されたディスクメディアの規格である(「HD」はHigh Definition(高解像度)の意)。DVDと同様、直径12cm/8cm、厚さ1.2mmのプラスチック製の円盤であるが、読み取りに使われるのは波長405nmの青紫色レーザーである。CDやDVDよりも波長の短いレーザーを用いることでより高密度の記録が可能となっている。HD DVDの直径12cmディスクは1層で15GBの容量を持ち、2層で30GBの容量を持つ。

以上は、Wilkipediaより

ここで見て分かるのは、メディアの容量だけですね。他のこと言われてもなんのことやらさっぱる分からなくなります。

ブルーレイは、1層で25GB
HD DVDは、1層で15GBと言う事で、ここで勝負あったと言う感じなんですね。と言うか、ここでしか一般コンシューマは違いが分かりません。

つまり、大きいことはいいことだ!!の世界ですね。

一般にはmブルーレイが圧勝してデファクトスタンダードみたいになっていますが、市場の中ではアールーマジョリティと言われる人たちには行き渡ってないでしょうから、まだ大どんでん返しがないとは限りません。

ですから、まだ東芝は安くしたりして頑張っているわけです。おそらく・・・