インターネット専業銀行のイーバンク銀行が、携帯の公式サイトは別に一般サイトを開設すると発表したそうです。
イーバンク銀行、携帯電話向け一般サイト「eBANK PLUS」を開設
オリジナル携帯コミックの配信など、一般サイト独自のコンテンツを展開
http://www.ebank.co.jp/kojin/news/press/2008_01_25.html
携帯サイトで検索が一般的になると、公式サイトにおいておく必要性がどんどん小さくなります。公式サイトでの順位に一喜一憂するより、パソコンサイトと同様に特定のキーワードでの検索結果の順位を考えるときが来ています。
このSEOと言うものですが、公式サイトは圧倒的に不利ですね。公式サイトでは、他社とのリンクでも厳しいレギュレーションがあるため、リンク数が一般サイトより少ないと言う現実があります。
ただ、携帯でサイトを提供している側からすると、自由なコンテンツ展開をしたいというのが、本音でもあり、SEO対策と言うより、一般サイトでユーザーを集められるのなら、そちらに投資をしたいのです。
今回のイーバンクの発表は、かなりそういうことも含まれているようで、
・イーバンク口座を通じて手軽に提携サービスのお申込ができる「提携サービス簡単申込」
・公営競技（競馬、競輪、競艇、オートレース）のネットバンク投票の紹介
・イーバンクオリジナルの携帯コミック作品を、3月より毎月一話ずつ配信
と言うことがニュースリリースで書かれています。
この3つともに公式サイトでは通すのに時間がかかりますね、きっと。
一般サイトでの展開は、これから大きな流れになっていくと思います。
未成年者に対しては、フィルタリングを強化するという流れもあり、
未成年者＝公式サイト
成人＝一般サイト
と言う構図ができてくるかも知れませんね。
【参考サイト】
イーバンク銀行、携帯電話向け一般サイト「eBANK PLUS」を開設
http://japan.internet.com/allnet/20080125/1.html?rss
