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食べ物とかガソリンとかの値上げは異常だ

昨日の日曜日、車を走らせていてガソリンスタンドを見ると、レギュラー170円の表示。

ああ、ここって高かったからなあ仕方ないな。と思い走っていたら、ここも170円。そして走るとそこも170円。

いやあ、びっくりした。

土曜日走っていたときは、148円とかのガソリンスタンドがあったので、一日でこうなるのかという感じである。


今や、値上げは普通になってしまった。

いろいろなものの値段が上がるので、メーカーとか小売店に値段をあげたらまずいと言うことがなくなってきているのではないかとも思ってしまう。

これ、いつ以来だろうと思ったら、大昔に会った何とかショック以来である。
 

 
何とかショックと言うのは、そうオイルショックですね。

石油の高騰が引き金になり、えっ!そんなものまで値上がりするの?と言うもものでが値上がりした。オイルショックのときの伝説はトイレットペーパーの買占めである。

石油が紙にまで波及したというものである。

忘れているかもしれないが、僕の中で、一番値上がりでびっくりしたのが、インスタントラーメンの値上がりであった。

それまで、一袋30円以下のインスタントラーメンがいきなり60円を超えた。

値上がリ率200%である。


そういうことを記憶していると、今のガソリンを皮切りにした値上がりは怖い。


怖いが、この値上がりは需要と供給を無視した値上がりである。


サブプライム問題で行き場を失ったマネーが石油の先物に行き、それが頭にきたと思うと食料の先物市場に行くことにより値上がりしている。

実は、食料品は未だ世界的に見ると全く足りている。足りているのにマネーが行くことにより余計な値上がりして、買えるものも買えなくなり、買えそうな値段の食料の値段が上がることにより買えなくなる。

そうすると、買えなくなった食料品はだぶつく。

そして、あまるのだが、それを超えて値上がりするため市場に安いものが出てこない。

それが、今の値上がりの実態であり、いつかは淘汰されるはずである。

はずであるが、しばらくはマネーの行き場がないので上がっていくのだろう。

ガソリンは、リッター200円超えが当たり前のように囁かされている。