放送中何度か言っていましたが、大分トリニータは1994年に大分県リーグで発足、1996年JFLに最短600何十日で駆け上がりJ2にそしてJ1に昇格していったチームです。
発足当時の名称は大分トリニティでした。僕は今でもトリニティという名称の方がしっくりくるのですが、J2に昇格したときだったかに変更していると思います。
そのJ2では2,3年ほどJ1に昇格一歩前で涙をのんでいます。
そして、やっとJ2で優勝しJ1に。
J1に昇格したものの、それからの何年間もの間、降格争いの常連になっていました。本当にぎりぎりの段階で踏ん張りJ1に残っていたのです。
それが、今年大きく変わりました。
監督のシャムスカの手腕が大きいんだろうなと以前から思っていたのです。
ところが、今日、放送見ていたら、社長の溝畑さんが社長に専念した4年前から大きく変わっていったみたいですね。J1での成績については、今年は堂々の優勝争いです。社長の手腕というのは、Jリーグでは、新潟アルビレックスとかも大きく取り上げられていますね。
その大分トリニータが、ナビスコカップの決勝に進出、そして、今日が国立競技場での清水エスパルスとの一戦でした。
大分は、シャムスカ監督の下、守りから入ると言うことが徹底されていて、3バックというシステムが非常に機能しています。
試合全体の感想からすると、とても引き締まったいい試合だったと思います。
守ると言っても、お互いに攻めてを持っていて、大分では金崎という元気なMFがシュートを何度も狙っていました。
ウェズレイですが、前半ほとんど顔を見ないような感じでしたが、後半いきなり目立つようになり、2点目をたたき出していました。36歳という年齢からか、90分間がんばり抜くということはせず、ここという場面に力を温存して爆発するという感じでした。
MVPの高松大樹は、高校卒業後大分トリニータに入り、大分一筋9年という、いわばミスタートリニータという存在です。
先制点をたたき出した、ヘディングシュートは、狭いところを抜く見事なシュートでした。
ナビスコカップと言うのは、予選の時は日本代表戦とかがあって、有力なチームからはそれに選手を取られているためか、どうも一段低いトーナメント戦という感じで見られます。
昔、ジェフが優勝したときの監督、オシムもそんなようなことを言っていました。
でも、こういう優勝経験のなく、下から上がってきたチームに取っては、優勝は優勝ですから、その喜びようとかを見ると、こちらも感動していきます。
社長の涙がそれを象徴していました。
おめでとう!大分トリニータ!!!
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大分トリニータ公式Webサイト
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