1.最終節
J1第2ステージ。
今日が最終節でした。
最終節は各地で同時刻開催。
広島は湘南とホームでの戦い。
浦和も神戸とホームでの戦い。
年間順位の勝ち点差は2点でした。
つまり、浦和が勝って広島が負けると年間順位が逆転します。
浦和は、前半13分までに3点を入れるという圧倒的な展開。
その中では、GK西川がペナルティエリアの外で相手側選手を倒すというシーンもありました。ここは、レッドカードになってもおかしくないシーンでした。
TVで解説していた福田さんもそんなことを言っていました。
前半は、このまま3対0で折り返します。
同時に行われている広島も2点を前半に取ります。
浦和VS神戸。
後半は打って変わって神戸ペースになります。
2点立て続けに取られ、3対2になります。
浦和は神戸に分が悪いのです。
ここからの1点をだれが取るかで展開が変わります。
そのあとの1点は、浦和が取ります。
途中出場の青木が決めます。
5点目は、これも途中出場の梅崎が取ります。
5対2となって勝負は決しました。
2.鈴木啓太
これまで、浦和を支えてきた、ボランチの鈴木啓太。
今日が、浦和での最後の試合でした。
途中出場するかなあと思っていましたが、勝負に徹しそれをありませんでした。
浦和一筋16年。
ベストイレブンにも2度選出されるという名選手でした。
昨年も坪井が浦和を去りましたが、出場はありませんでした。
ファンとしては見たいという気持ちもありますが、勝利が一番ですし、交代枠は3枚しかありません。
非情でも、この選択は正しいと思います。
プロ野球のように引退試合は必ず1打席なり出て、花相撲のような戦いを見せられて白けてしまうより、よほど良いです。
退団セレモニー
感謝しているという鈴木啓太。
ーセレモニーより抜粋ー
真っ赤に染まるスタジアムを去ることは寂しいです。
ここで、J1チャンピオンになり、アジアチャンピオンになったことは、最高に幸せでした。
鈴木啓太は、今シーズンで引退することを決断しました。
自分の言葉でファンと周りの人にちゃんと伝えたくて、この場所を選びました。
静岡からきて、お前は浦和の男だと認めてくれたことが、誇らしかったです。
自分の中で浦和より愛するチームはありません。
浦和の男で終わります。
ありがとうございました。
公式戦509試合
16ゴール
素晴らしい選手でした。
ありがとう、鈴木啓太。
3.Jリーグ得点ランキング
最終節に広島の佐藤寿人が得点を取ります。
これで、中山においついて157得点。
1位に並びました。
広島と湘南は5対0で広島が勝ちます。
4.チャンピオンシップ
これで、チャンピオンシップに出場する3チームが決まりました。
年間1位のサンフレッチェ広島
第1ステージ優勝の浦和レッズ
年間3位のガンバ大阪。
広島は勝ち点74.
浦和は72点でした。
とても高得点の2チームです。
準決勝は、11月28日
浦和レッズVSガンバ大阪
決勝はホーム&アウェイで戦います。
12月2日と5日
広島VS準決勝の勝者
5.引退
鈴木啓太はグラウンドを一周します。
そして、メインサポーターの前で止まります。
サポーターの声を聴き、拡声器を取ります。
そして、叫びます。
お前たち最高だ!!